ナフサとは何か?超簡単にわかるプラスチック原料の正体と価格の裏側
ナフサとは何か?超簡単にわかるプラスチック原料の正体と価格の裏側とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
ニュースで「ナフサ価格の改定」が報じられると、数ヶ月後に食品容器や文房具、衣料品の値上げが相次ぎます。これには明確な価格連動のルールが存在します。
日本国内の取引基準となる「国産ナフサ価格」は、財務省が毎月発表する輸入実績データである「貿易統計価格」をベースに、3ヶ月ごとの平均値で算出されます。ナフサの原料である原油の多くを中東からの輸入に頼っている日本市場では、以下の2つの要素がそのまま価格変動理由となります。
原油の国際相場が急騰したり、為替レートが円安に傾いたりすると、ナフサの輸入コストは跳ね上がります。ナフサ価格の上昇は、エチレンやプロピレンの製造コストを押し上げ、最終的にプラスチック包装や日用品の店頭価格へと転嫁されていきます。ナフサは、世界情勢と私たちの家計をつなぐ最大の物価センサーなのです。