デビュー35周年と還暦の節目へ——「オリジナル ラブ」田島貴男が体現する、時代を超越するソウルとシティポップの真価
デビュー35周年と還暦の節目へ——「オリジナル ラブ」田島貴男が体現する、時代を超越するソウルとシティポップの真価の要点や背景をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。
近年、海外のシティポップ・フリークやヴァイナル(アナログ盤)コレクターの間で、90年代の日本の作品が急速に再評価されている。その渦中において、特に海外のDJや若者たちが熱狂しているのが『風の歌を聴け』をはじめとする初期から中期のアルバム群だ。洗練されたコード進行と粘り気のあるグルーヴの同居は、海外のソウルファンにとっても大きな衝撃を与えている。
代表曲「接吻」は、TikTokやInstagramなどのSNSを通じて海外のZ世代にも波及。言語の壁を超えてその甘美で切ないメロディが拡散され、名曲が時代や国境を軽々と越えて再発見される現象が起きている。アナログ盤の再発リクエストが後を絶たない現状は、彼らの音楽がタイムレスな強度を持っていることを何よりも雄弁に物語っている。