サンドウィッチマンの事務所はどこ?独立の真相と大物が集まる理由
サンドウィッチマンの事務所はどこ?独立の真相と大物が集まる理由の疑問点について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
芸能界における独立劇といえば、金銭トラブルや契約闘争を想像する読者も少なくないはずです。しかし、サンドウィッチマンが歩んだ「フラットファイヴからの独立」は、義理人情と責任感の塊のような異例のドラマから生まれました。
かつて彼らが所属していた「フラットファイヴ」は、元芸人の社長がマンションの一室で切り盛りしていた極めて小さな事務所でした。2007年にサンドウィッチマンが『M-1グランプリ』で敗者復活からの奇跡的な優勝を成し遂げたことで、環境は劇変します。凄まじい勢いで舞い込む出演オファーやCM契約に対し、マネジメント能力のキャパシティは完全に限界を迎えていました。当時の証言によると、社長自身が激務とプレッシャーに疲弊し、「これ以上、売れっ子を背負いきれない。事務所を畳みたい」と漏らす事態にまで追い込まれていたのです。
まさにブレイク真っ只中。大手プロダクションから無数の高額引き抜きオファーが殺到したことは想像に難くありません。しかし、伊達みきおと富澤たけしが下した決断は、自立の道でした。「これまで貧乏時代をともに歩んでくれた担当マネージャーや、同じ釜の飯を食った売れない後輩たちを絶対に路頭に迷わせない」という一心で、2010年7月1日、フラットファイヴを円満に円寂させる形で新たな事務所を立ち上げたのです。
この新会社が現在の「株式会社グレープカンパニー」です。サンドウィッチマンは自らが看板背負いながら、経営の専門家としてイベント興行を手掛けていた実業家の中村歩氏を社長として招聘しました。社名の由来は果物の「ブドウ(Grape)」。「一粒一粒の果実は小さくても、ぎゅっと集まれば立派で美しい房になる」という理念が込められています。彼らと苦楽を共にしてきた永野をはじめ、所属していたほぼ全員の仲間がグレープカンパニーへと移籍した背景には、サンドウィッチマンの情の深さという強烈な接着剤が存在していました。