15Ccは何グラム?「15G」は大間違い!調味料別の換算早見表【完全版】
15Ccは何グラム?「15G」は大間違い!調味料別の換算早見表【完全版】に関する主要な事実を分かりやすくまとめました。最新データをチェックしましょう。
日常の料理現場で最も多い失敗要因が、「cc(体積)」と「g(重さ)」の混同である。液体であれ粉末であれ、計量カップの目盛りやスプーンですくう行為は「どれだけの空間を占めているか(体積)」を測っているのに対し、キッチンスケールに乗せる行為は「地球の重力によってどれだけの質量がかかっているか(重さ)」を測定している。
この2つの数値を結びつける物理的な指標が「比重(あるいは密度)」である。4℃の純粋な水は「1cc=1g(比重1.0)」となるよう国際的に定義されているため、水15ccを計量器に乗せれば正確に15gを示す。しかし、水以外の物質にはそれぞれ固有の比重が存在する。たとえば、水よりも分子同士の結びつきが密で塩分やアミノ酸などのエキス分が溶け込んでいる醤油は比重が約1.15〜1.20に達し、15ccを量ると約18gの重さになる。
逆に、水よりも分子の密度が低い植物油(サラダ油やオリーブオイル)は比重が約0.92前後のため、15ccを量っても約13.5g〜14gにしかならない。さらに顕著なのが粉体である。上白糖や小麦粉は微細な粒子の間に大量の空気を抱き込んでいるため、空間としての15ccを占めていても、実際の重量は水よりも大幅に軽くなる。この物理法則を無視して「大さじ1(15cc)だから15g」とスケールで測ってしまうと、本来レシピが意図した分量から30%〜60%以上も乖離してしまい、料理のバランスが根底から崩壊することになる。