ヘ音記号とは?ト音記号との違いや真ん中のド・簡単な覚え方を徹底解説
ヘ音記号とは?ト音記号との違いや真ん中のド・簡単な覚え方を徹底解説に関する基本知識をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。
ヘ音記号をゼロから1音ずつ数えて読む手法は、演奏現場では通用しません。プロの演奏家や初見演奏に長けた指導者が実践しているのは、いくつかの目立つ音を「目印(ランドマーク)」として脳内に杭を打ち、そこからの距離感で把握するランドマーク法です。
まずは以下の対比で、音名とドレミの対応関係を頭の中で整理しておきます。
【音名とドレミ対応表】
・イタリア音名:ド / レ / ミ / ファ / ソ / ラ / シ
・日本音名:ハ / ニ / ホ / ヘ / ト / イ / ロ
・英語・ドイツ音名:C / D / E / F / G / A / B(独:H)
この基本を踏まえた上で、ヘ音記号を読む際は次の「3大ランドマーク音」だけを最初に記憶します。
- 第4線の「ファ(F)」:ヘ音記号の2つの点に挟まれた線。記号そのものが示しているため暗記不要。
- 第2間の「ド(C)」:下から2番目の隙間(第2間)にある音。これが低音域の「基準となるド(C3)」です。
- 上第1線の「真ん中のド(C4)」:五線の真上にはみ出した加線1本の音。ト音記号へと繋がる架け橋。
この3箇所さえ瞬時に判別できれば、あとは「第2間のドから1つ上がれば第3線のレ」「第4線のファから1つ下がれば第3間のミ」というように、わずか1〜2ステップの相対移動ですべての音を確定できます。五線譜の下から「ド・レ・ミ・ファ……」と数え直す非効率な作業は完全に不要となります。