なぜ異常な猛暑が続くのか?気象庁データが明かす地球熱帯化の危険
なぜ異常な猛暑が続くのか?気象庁データが明かす地球熱帯化の危険について押さえておきたい 注意点を分かりやすく解説いたします。
国連の世界気象機関(WMO)は、全球平均気温の急上昇を受けて「地球温暖化の時代は終わり、地球熱帯化の時代が到来した」と強い表現で警告を発した。産業革命前からの気温上昇幅を1.5度に抑えるというパリ協定の目標は極めて厳しい局面に立たされている。世界気象機関(WMO)の最新年次レポートは、北半球全域における熱波の長期化と頻発化が一時的な自然変動ではなく、気候システムの不可逆的な変化であることを証明している。
赤道付近の海洋異常現象であるエルニーニョやラニーニャ現象の変異も、全球規模の大気循環を攪乱している。大気中の二酸化炭素濃度は過去最高水準を更新し続けており、温室効果ガスが保持する熱エネルギーは海洋深層にまで到達した。世界各地で同時多発する干ばつや巨大山火事、そして激甚化する台風や集中豪雨は、地球熱帯化という単一の巨大なパズルのピースに過ぎない。