時速60キロの静寂の格闘技!ゴールボールのルールと魅力を徹底解説

時速60キロの静寂の格闘技!ゴールボールのルールと魅力を徹底解説を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。

ゴールボールとは、第二次世界大戦で視覚障害を負った傷病軍人のリハビリテーションとして1946年に考案された視覚障害者スポーツです。1976年のトロントパラリンピックから正式種目として採用され、現在ではパラリンピック競技の中でも屈指の人気と激しさを誇るチームスポーツへと発展しました。

最大の特徴は、選手全員がアイシェード(目隠し)の装着を義務付けられている点にあります。視覚障害のクラス分け(B1:全盲からB3:弱視まで)に関わらず、アイパッチ(眼帯)を貼った上で光を100%遮断するアイシェードを着用するため、コートに立つ全員が「完全な暗闇」という同一条件下でプレーします。健常者であっても同じアイシェードをつければ対等に競い合える、極めて公平性の高いインクルーシブな競技設計がなされています。

この競技が「静寂の格闘技」と称される理由は、試合で使用される鈴入りボールの重さと構造にあります。ボールの重量は約1.25kgと、一般的なバスケットボール(約600g)の2倍以上の重さがあり、硬質ゴムで作られています。内部には特殊な鈴が2個組み込まれており、転がるとシャラシャラと高い音を発します。

トップ選手が投じる球速は男子で時速60km以上に達します。1.25kgの硬いゴムの塊が、至近距離から時速60kmで飛来する衝撃は凄まじく、選手たちはヘッドギアやパッド入りの専用ユニフォームを身にまとい、床にダイブして全身の骨と筋肉でボールをブロックします。衝撃音と肉体がフロアに激突する鈍い音が会場に響き渡る様は、まさに格闘技そのものです。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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