ミャンマー料理は本当にまずい?油っこい噂の真相と日本人がハマる絶品名物
ミャンマー料理は本当にまずい?油っこい噂の真相と日本人がハマる絶品名物の真相について、最新情報を詳しくお届けします。
ミャンマー料理の真髄は、油の煮込みだけにとどまりません。135もの公認民族が織りなす食のバリエーションは驚くほど豊かであり、辛さ控えめでハーブと出汁を効かせた逸品が数多く揃っています。初心者が絶対に押さえておくべき名物を厳選して解説します。
1. 国民食の頂点「モヒンガー」
ミャンマーの朝はモヒンガーの湯気とともに始まります。現地では屋台からホテルまであらゆる場所で提供されるソウルフードです。ベースとなるのはナマズなどの淡水魚を香味野菜とともに骨ごと煮崩れるまで煮詰めたスープ。ひよこ豆の粉(ベサン粉)や米粉でとろみがつけられており、レモングラスの清涼感が生臭さを巧みに打ち消しています。添えられた揚げ豆(アチョー)をスープに浸しながら麺をすすると、豊かなコクが口いっぱいに広がります。
2. 食べるお茶「ラペットゥ」
「飲む」のではなく「食べる」お茶の文化を色濃く残すミャンマーを象徴する一皿です。摘みたての茶葉を蒸して地中に埋め、乳酸発酵させた「ラペソー」を使用します。茶葉の持つカテキンの渋みと心地よい酸味、そこに香ばしく揚げられた数種類のひよこ豆や落花生、干しエビの塩気が加わり、咀嚼するごとに複雑な旨味が弾けます。カフェインが含まれているため、現地では眠気覚ましや会談の席に欠かせない一品です。
3. 油控えめで万人受けする「シャンヌードル」
ミャンマー東部のシャン高原に暮らすシャン族の料理は、油を多用するビルマ料理とは一線を画し、素材の持ち味を生かした淡白で洗練された味わいを誇ります。「シャンカウスウェ」と呼ばれるこの麺料理は、もちもちとした平打ち米粉麺に、トマトベースで甘辛く煮込んだ鶏肉そぼろをトッピング。高菜漬けに酷似した発酵高菜(モンニャンジン)が添えられており、油っぽさが一切ないため、エスニック料理特有のクセが苦手な人でも即座に完食できる親しみやすさがあります。
4. 贅沢な炊き込みご飯「ダンバウ」
インドのビリヤニがミャンマーの宮廷文化と融合して進化した「ダンバウ」。クローブ、カルダモン、シナモンなどのスパイスとヨーグルトで漬け込んだ巨大な鶏もも肉を、サフランやターメリックで黄金色に染まったバスマティライスとともに蒸し焼きにします。ほろほろと骨から外れるほど柔らかい肉と、レーズンやカシューナッツの甘み、フライドオニオンの香ばしさが一体となった、祝祭感に満ちたごちそうです。