スーツの2つボタン、下を開ける理由は?正しいマナーと着こなし術
スーツの2つボタン、下を開ける理由は?正しいマナーと着こなし術とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
Q1:男性の就活面接で、入室・着席時にボタンを外す動作をすべきですか?
A1:外資系企業や国際感覚を重視する企業では着席時に外すのがスマートとされますが、一般的な日系企業の就活面接では「上のボタンを1つ留めたまま着席する」形でも全く問題ありません。無理に外そうとしてもたつくリスクを避けるため、着席時のボタン操作は省略し、姿勢を正して受け答えすることに集中するのが現実的で確実な選択です。
Q2:太ってしまい上のボタンがきつい場合、下のボタンだけ留めるのはありですか?
A2:絶対に避けてください。下のボタンだけを留めると、胸元が完全に開ききってしまい、だらしない印象を極端に強調してしまいます。上のボタンが留まらないほどサイズが合っていない場合は、無理に着用せず、早急にスーツ専門店で身幅のお直し(サイズ出し)を依頼するか、体型に合った1着を新調するのが鉄則です。
Q3:スリーピース(ベスト・ジレ着用時)の場合、ジャケットのボタンはどう留めますか?
A3:スリーピーススーツを着用する場合、ジャケットのボタンは「立ち姿であってもすべて外しておく」のが正統なクラシックスタイルです。ベスト自体が身体をしっかりホールドしているため、ジャケットの前を開けておくことでベストのデザインを綺麗に見せることができます。なお、着用しているベストの一番下のボタンも、ジャケット同様に開けておくのが正しいアンボタンマナーです。
Q4:葬儀や結婚式などの冠婚葬祭(礼服・喪服)でも、下のボタンは開けるべきですか?
A4:冠婚葬祭であっても完全に同様です。略礼服やブラックフォーマルのシングル2つボタンスーツであっても、「上のボタンだけを留め、下は常に開けておく」のが正しいマナーです。冠婚葬祭だからといって一番下まで留めてしまうと、生地が引っ張られて不自然なシワができる点は通常のビジネススーツと全く変わりません。