なぜ灘区の中古マンションは高騰する?相場の真相と後悔しない全選択基準

なぜ灘区の中古マンションは高騰する?相場の真相と後悔しない全選択基準について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

現在、灘区中古マンション2026年最新情報のマーケットにおいて、築10年以内の築浅物件は極めて希少な存在となっています。新規供給が限定的だった時期の物件が多いため、売りに出されると同時に周辺相場を大きく上回るプレミアム価格が設定されます。70㎡で7,000万〜8,000万円前後に達する事例もあり、一般的な会社員世帯にとって築浅の単体購入は資金面で容易ではありません。

こうした状況下で主流の選択肢となっているのが、「築25〜35年の新耐震基準物件を適正価格で購入し、フルリノベーションを施す」というアプローチです。しかし、灘区中古マンションリノベーション費用についても、昨今の資材インフレを前提とした現実的な資金計算が不可欠となります。

現在、専有面積70㎡の住戸をフルスケルトン状態から刷新(配管交換、断熱改修、水回り4点の一新、間取り変更)する場合、工事費用の相場は1,200万〜1,650万円(平米単価約17万〜23万円)に達します。設備や建材にこだわりグレードを高めれば2,000万円に迫ることもあります。物件価格を3,800万円に抑えたとしても、リノベーション費用を含めた総予算は5,000万〜5,500万円に達するため、「リノベなら安く済む」という安易な思い込みは禁物です。

特に注意すべきは、配管の更新可否と床下構造です。築30年前後のマンションでは床スラブ(コンクリート)に給排水管が埋め込まれているケースがあり、間取り変更の自由度が著しく制限されたり、配管交換のために想定外の追加工事費用が発生したりするトラブルがあります。売買契約を結ぶ前に、必ずリノベーション専門の設計士やインスペクターを同行させ、専有部分のインフラ状態をプロの目で確認することがリスクヘッジとなります。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest