実は洗濯機Ng?水着の洗い方の決定打!塩素・砂を落とすプロ技
実は洗濯機Ng?水着の洗い方の決定打!塩素・砂を落とすプロ技について押さえておきたい 注意点を分かりやすく解説いたします。
水着の手入れにおける二大トラブルとして、SNSや相談掲示板で毎年無数の悲鳴が寄せられるのが「何度洗っても取れない塩素臭」と「白い裏地に入り込んでカビのように見える砂」だ。現場目線でそのメカニズムと撃退法を解き明かす。
「水道水で念入りに濯いだが、乾くとツンとしたカルキ臭が戻ってくる」という声は多い。プール水に含まれる次亜塩素酸ナトリウムは殺菌力に優れる一方、繊維に強固に残留し、繊維を酸化させてボロボロにする主因となる。これを真水だけで洗い流すのは物理的に限界がある。
そこで絶大な効果を発揮するのが重曹を使ったつけ置き洗いだ。重曹(炭酸水素ナトリウム)は弱アルカリ性の性質を持ち、塩素が皮脂汚れと反応して生じる刺激臭(クロラミン)を分解・中和する働きを持つ。水2リットルに対し重曹小さじ1杯程度を溶かし、手洗い前の水着を20〜30分ほど浸しておく。これだけで、しつこく染み付いたプールの匂い落としが驚くほどスムーズに完了する。長時間のつけ置きは色落ちを招くため、30分を超えない管理が鉄則だ。
一方、ビーチ帰りの水着に潜む「繊維に入り込んだ砂の取り方」には、多くの人が陥る決定的な間違いがある。濡れた状態の水着を無理に擦ったり、シャワーの水圧で押し流そうとしたりする行為だ。水着の生地は水を含むと網目が締まり、砂粒をより強固に挟み込んでしまう。
正しい砂抜きの真実ステップは、「一度完全に乾かしてから取り出す」ことだ。陰干しでカラカラに乾燥させた後、水着の生地を両手で軽く引っ張って網目を広げる。その状態のまま、生地の裏側から指先でピンピンと爪を弾くようにデコピンの要領で振動を与える。乾燥によって砂と繊維の摩擦係数がゼロに近づいているため、網目からパラパラと面白ろいように砂粒が飛び出してくる。それでも残る微細な砂は、乾いた歯ブラシで優しく撫でるだけで綺麗に払落とせる。