仕切弁とは?流量調整厳禁の理由と玉形弁・ボール弁との違い解説

仕切弁とは?流量調整厳禁の理由と玉形弁・ボール弁との違い解説について知っておくべき 理由を分かりやすく解説いたします。

Q1:仕切弁(ゲート弁)と「制水弁」「止水弁」は何が違うのですか?
A1:これらは「構造による名称」と「機能・用途による呼称」の違いです。仕切弁は内部に仕切板を持つ「構造上の名前」です。一方、水道本管などで水の流れを制御・遮断する目的のものを「制水弁」、宅内引き込み部などで水道メーターの手前に設置されるものを「止水弁」と呼びます。実務上、水道本管の「制水弁」には大型の仕切弁が用いられ、家庭用メーター周りの「止水弁」には小型のボール弁や仕切弁が用いられるケースが多く見られます。

Q2:仕切弁のハンドルが固くて回らない場合、パイプレンチなどで無理やり回しても良いですか?
A2:絶対に避けてください。ハンドルにパイプを差し込んでテコの原理で過大なトルクをかけると、弁棒(ステム)がねじ切れるか、内部のねじ山が完全に破損して弁体が脱落します。固着している場合は、グランドパッキン部の増し締めナットを少しだけ緩める、浸透潤滑剤を塗布して時間を置く、ハンマーの木柄部分でバルブ本体に微弱な振動を与えるなどの手順を踏む必要があります。

Q3:仕切弁を全開にした後、ハンドルを半回転ほど戻すのはなぜですか?
A3:熱膨張による弁棒の焼き付き固着を防ぐため、および「全開か全閉か」を次の操作者が判別しやすくするための現場の知恵です。全開位置まで力一杯締め切った状態で放置すると、流体温度の上昇などで金属が膨張し、熱応力で弁棒が噛み込んで回らなくなる恐れがあります。全開まで回した後に1/4〜半回転戻しておけば、遊び(バックラッシュ)が保たれ、いつでもスムーズに閉止操作へ移行できます。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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