1月15日は何の日?成人の日が消えた理由と小正月の謎【2026】
1月15日は何の日?成人の日が消えた理由と小正月の謎【2026】の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
1月15日と聞いて、真っ先に「成人の日」を思い浮かべる人は少なくありません。この日付が成人を祝う日として国家的に定められた背景には、単なる偶然ではなく、千年以上前から連綿と続く日本の通過儀礼が深く関係しています。
成人の日の由来となったのは、奈良時代から平安時代にかけて貴族社会で定着した「元服(げんぷく)の儀式」です。元服とは、数え年で12歳から16歳前後の男子が、幼名から成人の名へと改め、髪型を大人の結い方に変えて冠や烏帽子をかぶる厳粛な儀式でした。この元服の儀が執り行われていたのが、旧暦1月15日の「小正月」です。旧暦の15日は毎月「満月(望の日)」にあたり、とりわけ1年で最初の満月が昇る小正月は、霊的な力が最も満ちる極めてめでたい日とされていました。
終戦後の1948年(昭和23年)に公布された「国民の祝日に関する法律(祝日法)」において、1月15日は「おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日として正式に祝日に指定されました。敗戦からの復興を目指す日本において、次世代を担う若者を鼓舞するために選ばれたのが、かつて国を挙げて青年の門出を祝っていた小正月の伝統だったのです。