寅さんのマドンナ役を完全解剖!なぜリリーとは結ばれなかったのか

寅さんのマドンナ役を完全解剖!なぜリリーとは結ばれなかったのかを徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

松竹の公式アーカイブおよび男はつらいよ 歴代マドンナ一覧を振り返ると、第1作『男はつらいよ』の光本幸子(冬子役)から始まり、大原麗子、八千草薫、栗原小巻、竹下景子といった日本映画史に刻まれる豪華な顔ぶれが並びます。その中でも別格の存在感を放ち、寅さん マドンナ 最多出演の金字塔を打ち立てたのが、キャバレー歌手・リリー(松岡リリー)を演じた浅丘ルリ子氏です。

男はつらいよ リリー 浅丘ルリ子のコンビネーションは、第11作『寅次郎忘れな草』(1973年)、第15作『寅次郎相合い傘』(1975年)、第25作『寅次郎ハイビスカスの花』(1980年)、第48作『寅次郎紅の花』(1995年)、そして50周年記念作である第50作『お帰り 寅さん』(2019年)の計5作品に及びます。堅気の世界に馴染めず、旅から旅へと流れ歩くリリーは、いわば「女性版の寅さん」であり、互いの痛みを誰よりも理解し合う魂の双子のような間柄でした。

一方で、清純派の頂点として絶大な人気を博したのが寅さん マドンナ 吉永小百合です。第9作『柴又慕情』(1972年)と第13作『寅次郎恋やつれ』(1974年)で高見歌子役を熱演。当時の吉永小百合氏は押しも押されもせぬトップスターでありながら、悩みを抱え葛藤する等身大の女性像を見事に体現し、歴代屈指の動員と観客の熱狂を生み出しました。このように、寅さん マドンナ 歴代女優の系譜は、そのまま日本の戦後エンターテインメント史を映し出す鏡でもあったのです。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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