オンラインカード決済とは?仕組みと手数料の真相・安全対策を徹底解説
オンラインカード決済とは?仕組みと手数料の真相・安全対策を徹底解説の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
現場を取材する中で見えてくるのは、オンライン決済の仕様に関する根深い誤解です。その代表例が「3Dセキュア2.0さえ導入していれば、チャージバックによる損害は絶対にゼロになる」という神話です。
実際には、ライアビリティシフト(責任移転)が適用されるのは「不正利用(第三者によるなりすまし)」に起因するチャージバックに限られます。「商品が届かない」「届いた商品が破損していた」「定期購入の解約条件をめぐるトラブル」など、加盟店と消費者間の商取引上のトラブルに基づくチャージバック請求に対しては、免責は適用されません。商品発送の追跡番号を適切に管理・保管していなければ、カード会社への反証ができず、売上を取り消されるトラブルが後を絶ちません。
また、もう一つの盲点が「不正アタックによるトランザクション処理費用の跳ね上がり」です。近年、他所で流出したカード番号リストが生きているかどうかを確かめるため、小規模なECサイトを標的にして数千回〜数万回の微少額決済を自動試行する「クレジットマスター(クレマス)攻撃」が頻発しています。決済代行会社の仕様によっては、承認がエラーになった試行に対しても1件数円のトランザクション費用が発生する契約形態があり、売上が立っていないにもかかわらず数十万円のシステム利用料を請求される深刻な被害事例が報告されています。ボット対策(reCAPTCHA等)やレートリミット(連続アクセスの遮断)の併用が欠かせません。