徳川家の子孫の現在とは?19代当主・家広氏の素顔と御三家のリアル

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徳川将軍家の直系にあたる徳川宗家は、約半世紀にわたり第18代当主を務めた徳川恒孝氏(元日本郵船副社長・元徳川記念財団理事長)から、長男の徳川家広(いえひろ)氏へと家督が継承されました。2023年1月に東京・芝の増上寺や日光東照宮で執り行われた継承の儀礼は、歴史の節目として大きな話題を呼びました。

1965年生まれの第19代当主・徳川家広氏の経歴は、極めて国際色豊かです。慶應義塾大学経済学部を卒業後、アメリカのミシガン大学大学院で修士号(経済学)、さらに名門コロンビア大学大学院で国際関係論の修士号を取得しました。国際連合開発計画(UNDP)の職員としてカンボジアやベトナムでの支援業務に従事した経験を持ち、帰国後は英語の翻訳家、作家、政治経済評論家として数々の著作を世に送り出しています。

ジョージ・ソロス関連の経済書翻訳や国際政治に関する鋭い論考で知られる家広氏ですが、家督継承後は公益財団法人徳川記念財団の理事長業務や、全国各地に残る徳川ゆかりの自治体・神社仏閣との連携事業に注力しています。かつての「殿様」のイメージとは異なり、自らの専門性を活かしながら、歴史的遺産の保存とパブリックな情報発信を両立させるオピニオンリーダーとして活動しています。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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