ダンブルドアはなぜニワトコの杖を持っていたのか?忠誠心の真相を解剖
ダンブルドアはなぜニワトコの杖を持っていたのか?忠誠心の真相を解剖について見逃せない 理由を分かりやすく解説いたします。
物語のクライマックスにおける最大の謎であり、ヴォルデモートの敗因となったのが「なぜヴォルデモートはニワトコの杖を完全に操れなかったのか」という点です。ヴォルデモートは強大な魔力で杖を振るいながらも、どこか杖が自分を拒絶しているような違和感を抱き続けていました。
彼が下した結論は「ダンブルドアを殺害したセブルス・スネイプが杖の主であるため、スネイプを殺せば自分に忠誠心が移る」という短絡的なものでした。これが原因で、長年忠実な僕として仕えていたスネイプはナギニによって無残に命を奪われることになります。
しかし、ここには二重の致命的な誤算が存在していました。
- 誤算1:ダンブルドア殺害の合意
ダンブルドアの死は、呪いの進行によって余命わずかだった彼自身がスネイプに依頼した「安楽死」であり、敗北による死ではありませんでした。ダンブルドアの本来の計画では、誰にも負けずに死ぬことで杖の魔力を消滅させるはずでした。 - 誤算2:天文塔での武装解除の事実
ダンブルドアが命を落とす直前、天文塔で不意を突いて武装解除呪文(エクスペリアームス)を放ち、杖を吹き飛ばしたのはドラコ・マルフォイでした。この瞬間に、杖の忠誠心はスネイプではなくドラコへと移っていたのです。
その後、ハリー・ポッターがマルフォイ邸でドラコと直接対決し、彼のサンザシの杖を力ずくで奪い取ったことで、ニワトコの杖の真の所有権はハリーへと受け継がれました。ヴォルデモートがダンブルドアの遺体が眠る「白い墓所」を暴いて杖を強奪しても、それはただの木の棒を手に入れたに過ぎず、ホグワーツの最終決戦で真の主であるハリーに呪文を跳ね返され、自滅する結果となったのです。