客席を揺るがす熱気!大衆演劇の至宝・都若丸が放つ舞台の真髄
客席を揺るがす熱気!大衆演劇の至宝・都若丸が放つ舞台の真髄にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
座長ひとりのカリスマ性に依存しない点こそが、都若丸劇団が屈指の動員力を誇る最大の理由だろう。脇を固める役者陣の層の厚さは特筆に値する。なかでも重厚な芝居で舞台の屋台骨を支える都剛の存在感は際立っている。彼が舞台に立つだけで、芝居全体の重心がぐっと下がり、物語に逃れられない宿命の重みが加わる。悪役であれ忠臣であれ、その立ち姿には確固たる説得力がある。
一方で、舞台に瑞々しい風を吹き込むのが都星矢だ。軽快な身のこなしと切れ味のある芝居で、若手らしい躍動感を見事に発揮している。剛が作り出す静寂と深み、そして星矢がもたらすスピードと高揚感。この二人が座長の周囲でがっちりと噛み合うことで、舞台のドラマツルギーは幾重にも深まり、観客を飽きさせない立体的なアンサンブルが完成する。