顕微鏡なしで見える?ミジンコを肉眼で捉える観察術と生態の謎
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多くの人がミジンコを探そうとして広大な湖沼へと向かうが、実はそれが遠回りの原因になっている。彼らが爆発的に繁殖するのは、天敵である魚類が存在しない一時的な水域だ。田植え時期の水田、雨上がりに数日間残る公園の大きな水たまり、あるいは農休期の休耕田などが絶好のポイントとなる。
国立環境研究所などの研究機関が実施する環境DNA解析や生態調査でも、都市部に近い浅い人工水域に予想以上の密度でミジンコが生息している実態が報告されている。魚が棲めないような浅い水たまりこそ、彼らにとっての楽園なのだ。見落としがちな足元の環境にこそ、観察の絶好のフィールドが広がっている。