シマトネリコ剪定失敗例と劇的復活法!丸坊主・樹形崩壊を防ぐ極意

シマトネリコ剪定失敗例と劇的復活法!丸坊主・樹形崩壊を防ぐ極意にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

ネット上の剪定解説で広く信じられている誤解の一つに、「シマトネリコは外枠を丸く刈り込めばコンパクトに保てる」というものがあります。しかし、これはシマトネリコの生態において最もやってはいけないNG作業です。

生垣用のツゲやマキと異なり、シマトネリコは枝と葉の間隔が広い樹種です。外側だけを機械的に切り詰める「トピアリー状の刈り込み」を行うと、外側ばかりに小枝が密集して内部に光が届かなくなります。その結果、内側の葉が全滅して枝枯れを起こし、中はガラガラ、外側はボサボサという極めてみすぼらしい姿に成り下がります。

後悔を避けるためのどこを切るかの判断基準は、決して「長さ」で決めてはいけません。切るべきは「枝の生え方」と「枝の性質」です。剪定時に除去すべき代表的な枝(忌み枝)の基準を把握しておく必要があります。

まず真っ先に切除すべきは、真上に向かって猛烈な勢いで突き抜ける「徒長枝」と、株元から群生する「ひこばえ」です。次に、内側に向かって伸びる「内向枝」、他の太い枝と交差して擦れ合っている「交差枝」、平行して同じ方向に重なる「平行枝」を間引きます。これらを枝の付け根から切り落とすだけで、外観の長さを無理に詰めずとも、木全体のボリュームは驚くほど抑制されます。

高さを抑えたい場合における芯止めの正しい方法にも厳格なルールが存在します。幹を何もない位置で水平にぶつ切りにするのではなく、止めたい高さのすぐ下で「横方向や斜め上へ伸びている細い側枝」を探します。その分岐点ギリギリの位置で主幹を切り落とし、エネルギーをその側枝へと逃がすのです。成長エネルギーを横枝に誘導することで、切り口からの爆発的な徒長枝の発生を抑え、なだらかで自然な樹形を維持できます。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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