留置所と拘置所の決定的な違いは?管轄や期間・生活実態を徹底比較
留置所と拘置所の決定的な違いは?管轄や期間・生活実態を徹底比較の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
収容者との接点を保つための「面会」と「差し入れ」の手続きにも、施設ごとの違いがはっきりと表れます。突発的な訪問で無駄足を運ばないためには、受付時間や持ち込み制限の事前把握が欠かせません。
面会に関しては、留置所・拘置所ともに平日のみの受付(土日祝日や年末年始は不可)が基本です。面会時間は通常15分から20分程度、1日に面会できる組数は1組から数組に限定されます。拘置所では面会室の中央にアクリル板が厳重に設置され、職員が立ち会って会話内容を詳細に記録します。
差し入れルールにおいて最も注意すべきは「危険物や証拠隠滅の防止」です。衣類に関しては、首吊り自殺などの事故を防ぐため、留置所・拘置所ともに「フード付き」「紐付き」「金属装飾・ワイヤー入り」の衣服は一切受け付けられません。スウェットのウエスト紐やパーカーのドローコードは、受付窓口でハサミで切り取られるか、受け取りを拒否されます。
書籍の差し入れは比較的認められやすいものの、1回につき3冊から5冊までといった冊数制限が課されます。また、食品の差し入れは食中毒や異物混入を防ぐ観点から、外部からの直接持ち込みは全面的に禁止されています。食品や日用品を差し入れたい場合は、施設内の売店(拘置所の場合は提携売店)で所定の申込用紙を記入し、私費購入の手続きを踏む必要があります。