トイレットペーパーの芯が売れる理由とは?メルカリ相場と活用裏ワザ
トイレットペーパーの芯が売れる理由とは?メルカリ相場と活用裏ワザとはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
ネット上の掲示板やSNSでは、「トイレットペーパーの芯を売って小遣い稼ぎができた」という成功体験が独り歩きしがちです。しかし、実際に販売を試みた出品者の生の声を取材すると、知られざる苦労と現実が浮き彫りになります。
都内在住の30代主婦は、自らの体験談として次のように語ります。
「子供と一緒に1年近くかけて100本集め、フリマアプリで1,200円で売れました。でも、筒状のまま送るには箱のサイズが大きくなり、送料が850円、販売手数料が120円。手元に残った利益はわずか230円でした。部屋のクローゼットの一角を1年近く紙の筒で圧迫され続けたことを考えると、完全に骨折り損でした」
一方で、手際よく利益を出しているヘビー出品者は、梱包方法に工夫を凝らしています。芯を平らに押し潰して厚み3cm以内に抑え、クリックポストやゆうパケットポストなどの格安配送枠(送料200円前後)を活用しているのです。ただし、これにも落とし穴があります。購入者から「工作に使おうとしたら折り目がついていて丸に戻らない」「形が崩れていて使えなかった」と低評価をつけられるトラブルが後を絶ちません。購入者側が「円柱の美しい状態」を求めているのか、「多少の潰れは許容されるのか」を出品説明に明記しなければ、トラブルに発展しやすいのがこの取引の繊細な点です。
また、衛生面への視線も年々厳しさを増しています。トイレという環境に長期間設置されていた紙製品であるため、ペットのいる家庭や小さな子供が口にする可能性を考慮し、「除菌シートで外側を拭き取り済み」「芳香剤の匂い移りなし」といった注記を求める買い手が増加しています。