チームラボ大分の真実!真玉海岸とOpamの料金・混雑を徹底検証
チームラボ大分の真実!真玉海岸とOpamの料金・混雑を徹底検証の総合ガイドを解説します。専門的な知識が詰まっています。
大分県におけるチームラボの展開を理解するうえで、まず押さえるべきは「常設展示」と「特別展・企画展」の明確な棲み分けです。多くの旅行者が抱く「大分に行けばいつでも巨大なデジタルアスレチック空間が広がっている」というイメージには、若干の誤認が含まれています。
大分県内で年中無休に近い形で恒常的に鑑賞できる拠点が、国東半島の西の付け根、豊後高田市に位置するチームラボギャラリー真玉海岸です。ここは「日本の夕陽百選」にも選定されている名勝・真玉海岸の干潟に隣接した拠点であり、展示されている作品《花と人、コントロールできないけれども、共に生きる - 永続する生命》は、地域の自然環境と深く結びついています。1時間を通して1年間の花々が咲いては散りゆくプロセスを表現しており、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描画され続けるため、二度と同じ映像を見ることはできません。さらに、真玉海岸の日の入り時刻に合わせて作品内の光景が変化するという、場所固有(サイトスペシフィック)のエモーショナルな演出が施されています。
一方、大分市中心部の大分県立美術館(OPAM)で展開される展覧会は、都市型の超大型企画展です。大分合同新聞創刊140周年プレ企画、OPAM開館10周年記念、TOS開局55周年記念といった地域の節目を記念して開催された「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち」をはじめとするプロジェクトは、世界中で1500万人以上を動員してきた世界的巡回展の系譜を引いています。
自分自身が描いた飛行機や蝶が立体的に空間を飛び回る《お絵かきフライト》や、壁一面に花々で形作られた動物たちが来場者の接触に反応する《花と共に生きる動物たち》など、子どもから大人まで体全体を使って「他者と共に世界を自由に創造する(共創)」醍醐味を提供しています。静寂の中で沈みゆく夕陽とともに時の移ろいを味わう「真玉海岸」と、動的でインタラクティブな高揚感に満ちた「美術館企画展」という、対極の魅力が大分には共存しています。