長生きする人の特徴とは?100歳長寿者に学ぶ性格・食事と最新科学
長生きする人の特徴とは?100歳長寿者に学ぶ性格・食事と最新科学について徹底解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
健康寿命を語る上で避けて通れないのが、脳機能の維持と休養の質です。生涯にわたって明晰な頭脳を維持する認知症にならない人の習慣には、日常的な「デュアルタスク(二重課題)」と「徹底した口腔ケア」が挙げられます。散歩をしながら計算をしたり、周囲の風景を観察して俳句を詠んだりといった複合的な知的刺激が、脳のシナプス結合を強固に保ちます。さらに、歯周病菌が血流を介して脳に到達し炎症を引き起こすのを防ぐため、毎日の入念な歯磨きと定期的な歯科検診を怠りません。
休養面で極めて重要な指標となるのが長生きする人の睡眠時間です。大規模な疫学調査において、最も死亡率が低く認知機能が保たれやすい睡眠時間は1日あたり6.5時間〜7.5時間であることが判明しています。
短すぎる睡眠は老廃物の蓄積を招く一方、過剰な長時間睡眠(9時間以上)も全身の活動性低下や血流不全のリスクを高めます。長寿者は就寝時間と起床時間を一定に保ち、朝日を浴びて体内時計をリセットする規則正しい概日リズム(サーカディアンリズム)を徹底して崩しません。