緑色のおりものは危険信号?原因と放置リスク・受診目安を徹底解説

緑色のおりものは危険信号?原因と放置リスク・受診目安を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

緑色のおりものをもたらす疾患は単一ではありません。分泌物の形状や匂い、併発する症状によって推測される病原体は異なります。ここでは医療現場で頻繁に特定される代表的な4つの病態を解説します。

1. トリコモナス膣炎(原虫感染)
肉眼では見えない「膣トリコモナス」という単細胞原虫が膣内で増殖することで発症します。典型的なトリコモナス膣炎 症状としては、強い悪臭とともに緑色のおりもの 泡状(細かな気泡を含んだスフレ状・サラサラした状態)が排出され、外陰部の強いかゆみや熱感を伴います。性交渉だけでなく、公衆浴場やタオルの共用など日常生活の経路からも感染し得る特徴を持ちます。

2. 細菌性膣症(常在菌バランスの破綻)
健康な膣内を酸性に保っている乳酸桿菌(デーデルライン桿菌)が減少し、嫌気性菌などの雑菌が異常繁殖する状態です。細菌性膣症 おりもの 臭いは「魚が腐ったような生臭いアミン臭」と形容される独特の臭気があり、分泌物の色は灰色がかった黄色から薄い緑色を呈します。性感染症(STI)に分類されない場合もありますが、膣粘膜のバリア機能が著しく低下している証拠です。

3. 淋菌感染症(クラミジアとの重複感染にも注意)
淋菌(ナイセリア・ゴノレア)による感染では、子宮頸管炎を引き起こし、淋菌感染症 おりもの 色は濃い黄緑色の粘り気のある膿(ウロ状)に変化します。一方、国内で最も感染者数が多いとされるクラミジア 症状 女性の場合、初期の自覚症状が極めて乏しく、おりものの微小な変化や不正出血程度で見過ごされやすい傾向があります。両者は約20〜30%の割合で重複感染しているケースが臨床現場で確認されています。

4. 非特異性膣炎・異物による局所感染
タンポンの抜き忘れや避妊具の長期留置、過剰な膣洗浄による自浄作用の破壊によって一般細菌(大腸菌やブドウ球菌など)が異常増殖し、化膿性のおりものを生じる事例です。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest