猫の呼吸が早い原因と危険サイン!命を守る見分け方と緊急受診基準
猫の呼吸が早い原因と危険サイン!命を守る見分け方と緊急受診基準を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。
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猫の呼吸が浅く速くなる背景には、心臓疾患、呼吸器疾患、全身性の急性症状など複数の要因が潜んでいます。救急現場で頻度の高い原因と特徴的な臨床データを比較表にまとめました。
疑われる主な原因・疾患特徴的な呼吸様式・症状緊急度ランク発症しやすい背景・要因肥大型心筋症・急性肺水腫浅く速い呼吸、開口呼吸、ピンク色の泡状鼻水、横になれず座り込む【超緊急】即時搬送中高齢猫、メインクーン、ラグドール、アメショー等の遺伝的素因胸膜炎・胸水貯留(FIP等含む)お腹を大きく波打たせる腹式呼吸、浅く速い吸気、沈鬱【超緊急】即時搬送猫伝染性腹膜炎(FIP)、細菌性膿胸、リンパ腫、乳び胸猫喘息・気管支炎首を低く伸ばしてゼーゼー・ヒューヒュー鳴る呼吸音、咳発作【高緊急】当日中受診タバコの煙、ハウスダスト、芳香剤、アレルゲン吸入熱中症(うっ熱)激しい開口呼吸、大量のよだれ、体温上昇(40℃以上)、虚脱【超緊急】即時搬送高温多湿の密閉空間、長毛種、肥満傾向、夏季のエアコン停止精神的ストレス・疼痛一時的な呼吸促進、瞳孔散大、警戒態勢、外傷や骨折部位の保護【要経過観察】原因特定来客、雷・花火等の騒音、同居動物との衝突、落下事故
特に猫肥大型心筋症に伴う呼吸困難は、外見上の予兆なく突然発症することが多い危険な病態です。心筋が肥大化して血流がうっ滞し、肺に水分が漏れ出る「肺水腫」を起こすと、猫は溺れているのと同様の状態に陥ります。胸膜炎や腫瘍による胸水貯留でも肺が圧迫され、酸素を取り込めなくなるため、浅く速い呼吸が急速に悪化します。