タイトフレームとは?折板屋根を支える役割と種類・施工補修費用の全知識
タイトフレームとは?折板屋根を支える役割と種類・施工補修費用の全知識に関する主要な事実を丁寧にまとめました。最新データをご覧ください。
改修現場の調査において、折板屋根の漏水トラブルの約7割以上がタイトフレームおよびボルト周辺の劣化に起因しているというデータがあります。金属屋根そのものはガルバリウム鋼板などで20〜30年の耐久性を誇っていても、接合具が先に寿命を迎えてしまう現象です。
特に危険視されるのが以下の3大腐食ルートです。
- ボルト貫通部パッキンの加水分解と硬化:日光の紫外線と熱によりEPDMゴムパッキンが痩せて隙間が生じ、毛細管現象で雨水が吸い上げられて母屋へ滴下する。
- 異種金属接触腐食(ガルバニック腐食):屋根材(アルミ・亜鉛合金)とボルト・フレーム(スチール)の接触面で電位差腐食が発生し、ボルト根元から赤錆が急速に進行する。
- もらい錆による屋根本体の穴あき:タイトフレームや剣先ボルトから発生した赤錆の粉末が雨水で流れ出し、高耐食な屋根材表面を酸化させて貫通穴を誘発する。
強風が吹き荒れる沿岸部や工業地帯では、錆によってボルト径が細くなった結果、台風の上陸時にタイトフレームの破断や屋根材のめくれ上がり事故に直結する事例が後を絶ちません。