ミニトマト支柱の立て方決定版!収穫量が倍増する時期と結び方の極意
ミニトマト支柱の立て方決定版!収穫量が倍増する時期と結び方の極意の総合ガイドを解説します。専門的な知識が満載です。
支柱を立てた後、成否を分けるもう一つの技術的ポイントが「誘引(ゆういん)」です。植物の茎は成長とともに直径が太くなり、収穫期には親指ほどの太さに達します。この生理現象を考慮せずに針金やビニールタイで支柱と茎を硬く密着させて縛ると、茎の肥大成長に伴って結束部が食い込み、維管束(養水分を運ぶ導管と師部)を締め潰してしまいます。
プロの現場で一貫して推奨されているのが、麻ひもを用いた「八の字結び」です。麻ひもは適度な摩擦力があり滑りにくく、天然素材のため植物体に過度な摩擦傷を与えません。
【八の字結びの具体的な手順】
- 支柱側にしっかり固定:麻ひもを30〜40cm程度にカットし、まずは支柱側に紐を当てて固結び(または巻き結び)でずり落ちないよう固く結びます。
- 茎と支柱の間で交差:支柱とトマトの茎の間で、ひもを一度「交差(クロス)」させて「8の字」の形状を作ります。
- 茎側は指1〜2本分のゆとりを残す:茎を抱え込むループ部分は、指が1〜2本すっぽり入る程度の空間(隙間)を必ず空け、結び玉を作って止めます。
この八の字構造を作ることで、支柱側は滑り落ちず、植物の茎側は風で揺れてもクッションが働き、太くなっても締め付けられない絶妙なスペースが保たれます。一本仕立てにおける支柱の固定は、第一花房(最初の花)の下、以降は2〜3節(葉2〜3枚分)ごとに主枝を支柱へ留めていくのが理想的な間隔です。決して花房(実がつく柄)そのものを縛ってはいけません。実の重量で房ごと引きちぎれる事故につながります。