めんちょうとは?ニキビとの違いや潰す危険性・正しい治し方を解説

めんちょうとは?ニキビとの違いや潰す危険性・正しい治し方を解説について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をお届けします。

日常の会話で耳にする「めんちょう(面疔)」とは、皮膚科学における正式な病名ではなく、顔面の中央部(特に鼻周辺や上唇、口角など)に生じる「せつ(癤=毛包炎が悪化して皮下組織まで及んだ化膿病変)」を指す伝統的な俗称です。毛穴の奥深くにある毛包全体に強い炎症が起き、皮下結合組織まで化膿が進むため、皮膚表面にポツンとできる軽度の毛包炎とは重症度が大きく異なります。

多くの読者が直面する最大の疑問は、めんちょうとニキビの違いをどう見分けるかという点です。両者の最も顕著な相違点は「原因菌」「炎症の深さ」「痛みの性質」にあります。ニキビ(尋常性ざ瘡)は、過剰に分泌された皮脂で毛穴が詰まり、皮脂を好む皮膚の常在菌である「アクネ菌(Cutibacterium acnes)」が増殖して生じます。これに対して、めんちょうの主な原因は、皮膚や鼻腔粘膜に存在する「黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)」の毛包内侵入です。

初期症状の見分け方を押さえることで、早期の適切な対応が可能になります。ニキビの初期段階(白ニキビ・黒ニキビ)は毛穴の詰まりが主体で、指で触れても強い痛みを感じることは稀です。赤ニキビに悪化した場合でも、痛みは局所的で比較的浅い感触にとどまります。一方、めんちょうの初期症状は、毛穴の詰まりを経ることなく、皮膚の深部に「硬い芯のある赤色の結節(しこり)」が突如出現するのが特徴です。触れるだけで飛び上がるような激痛が走り、患部を触らずとも心臓の鼓動に合わせてドクドクと拍動するような痛みを自覚します。また、炎症が皮下深層へ広がるため、患部を中心に広範囲が赤くパンパンに腫れ上がり、患部周囲の皮膚が局所的な熱を帯びます。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest