Cls 63 Amg S中古の真相|585馬力の魔力と維持費リスクを徹底暴露
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メルセデスが放った怪物セダンの心臓部には、AMG謹製の5.5リッターV8直噴ツインターボ「M157」エンジンが収まります。標準のCLS 63(557馬力)に対して、ハイチューン版である「S」モデルは最高出力585馬力、最大トルク800Nm(81.6kgm)という圧巻の数値を絞り出します。
駆動方式には、前後トルク配分を33:67に固定したAMG専用の4WDシステム「AMG 4MATIC」を標準装備。後輪駆動モデルではホイールスピンにより路面に伝えきれなかった莫大なトルクを4輪が余すことなく路面へと叩きつけ、CLS63 AMG S 4MATIC 0-100加速はわずか3.6秒(シューティングブレークは3.7秒)をマークします。この数値は、同年代のピュアスポーツカーであるポルシェ911ターボやフェラーリ458イタリアに肉薄する瞬発力です。
トランスミッションにはトルクコンバーターの代わりに湿式多板クラッチを採用した「AMGスピードシフトMCT 7速」が組み合わされ、ダイレクトな締結感と電光石火のシフトチェンジを実現。街乗りでの極低速時にはわずかなギクシャク感を見せる場面があるものの、アクセルを踏み込んだ瞬間の背中を蹴飛ばされるような怒涛の加速フィールは、電動化車両の滑らかなトルクとは別種の強烈な官能をもたらします。