ジョン・ウィック』支配人役!イアン・マクシェーンの現在と若い頃の真相
ジョン・ウィック』支配人役!イアン・マクシェーンの現在と若い頃の真相にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
威厳に満ちた白髪交じりの紳士というパブリックイメージが強いイアン・マクシェーンですが、若い頃の経歴を紐解くと、現在の佇まいからは想像もつかないほどのワイルドさと美貌に満ちたエピソードに突き当たります。
イングランド北西部のブラックバーンに生まれた彼の父親は、名門サッカークラブ「マンチェスター・ユナイテッド」などで活躍した伝説的プロサッカー選手ハリー・マクシェーンでした。幼少期はスポーツ選手としての将来も期待されましたが、彼が選んだのは演劇の道でした。イギリス演劇界の最高峰である英国王立演劇学校(RADA)へ進学し、ジョン・ハートやアンソニー・ホプキンスら後の世界的名優たちと切磋琢磨するエリート街道を歩みます。
1962年、学生時代に映画『The Wild and the Willing』の主役に抜擢され、スクリーンデビュー。当時の彼は憂いを帯びた瞳とシャープな顎ラインを持つ正統派の美青年であり、英国のみならずヨーロッパ中の女性ファンを熱狂させました。
しかし、成功へのスピードが早すぎた代償として、1970年代には深刻なボヘミアン生活へと堕ちていきます。自著や当時の英紙インタビューで本人が赤裸々に告白している通り、毎夜のようにロンドンやハリウッドの酒場を飲み歩き、映画『エマニエル夫人』の主演女優として世界を風靡したシルヴィア・クリステルとの破滅的でスキャンダラスな恋愛関係に溺れるなど、俳優としてのキャリアは一時深刻な停滞期を迎えました。
この若い頃の荒削りな人生経験、栄光と挫折の振れ幅こそが、後に彼が演じる「裏社会のフィクサー」や「酸いも甘いも噛み分けた悪党」というキャラクターに、他の追随を許さない圧倒的な説得力を与える土台となったのです。