咳が止まらない病気の正体とは?熱なし・夜間悪化の理由と受診目安
咳が止まらない病気の正体とは?熱なし・夜間悪化の理由と受診目安について見逃せない 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
咳が止まらない病気の正体とは?熱なし・夜間悪化の理由と受診目安についての真相を徹底解説します。
原因疾患によって、咳の性質(乾いた咳か・痰が絡む湿った咳か)、悪化する時間帯、有効な治療薬はまったく異なります。臨床現場の診断基準に基づき、主要な5大疾患の特徴を比較表にまとめました。
疾患名特徴的な症状・検査データ悪化しやすい条件・時期治療の第一選択と鑑別の鍵咳喘息コンコンという乾いた咳(空咳)。喘鳴(ゼーゼー音)や発熱なし。呼気NO(一酸化窒素)検査で高値。深夜〜早朝、季節の変わり目、寒暖差、タバコの煙、会話中。吸入ステロイド薬+気管支拡張薬。放置すると約30%が本格的な気管支喘息へ移行。マイコプラズマ肺炎初期は高熱と強い倦怠感。解熱後も頑固で激しい咳が数週間持続。胸部X線で淡い陰影。終日続くが、夜間に特に激化。若年層や集団生活環境で好発。マクロライド系抗菌薬(耐性菌の場合はニューキノロン系等)。一般的なペニシリン系は無効。百日咳連続的な激しい咳き込みの後、息を吸う時に「ヒュー」と音が鳴る。大人は典型音が少なく咳のみ続く。夜間・発作性。咳の勢いで嘔吐や肋骨痛を伴うことがある。マクロライド系抗菌薬。大人の抗体低下による再感染が増加しており要注意。逆流性食道炎喉の違和感、胸やけ、酸っぱいものが込み上げる感覚。咳は痰を伴わない乾性。食後2〜3時間、就寝時(横になった直後)、前屈姿勢をとった時。胃酸分泌抑制薬(PPI/P-CAB)。呼吸器症状のみで消化器症状が乏しい潜在例も多数。アトピー咳嗽喉の奥の強いイガイガ感を伴う乾いた咳。アレルギー素因(花粉症・アトピー皮膚炎)を持つ人に多い。就寝時、起床時、会話中、エアコンの風、精神的ストレス。ヒスタミンH1拮抗薬(抗アレルギー薬)+吸入ステロイド。気管支拡張薬が無効な点が咳喘息との違い。