似て非なるヘルペスと帯状疱疹の違い!激痛の前兆と最新受診目安

似て非なるヘルペスと帯状疱疹の違い!激痛の前兆と最新受診目安に関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。

ネット検索で極めて頻繁に見られる誤解が、「帯状疱疹の人と一緒にいると、自分も帯状疱疹がうつるのか」という疑問です。医学的な結論から言えば、「帯状疱疹そのものが、他人に帯状疱疹として直接感染することはありません」。

帯状疱疹は、すでに自分自身の体内に長年潜んでいたウイルスが再活性化して発症する内因性の病態だからです。そのため、水ぼうそうにかかったことがある成人に対して、日常生活の会話やすれ違い程度でウイルスが飛び火することはありません。

しかし、ここには看過できない重大な例外が存在します。それが「水痘未感染者への水ぼうそうとしての感染」です。

帯状疱疹の患者が持つ水ぶくれの中身には、濃厚な感染性ウイルス液が含まれています。水痘ワクチンを未接種の乳幼児や、これまで水ぼうそうにかかったことがない妊婦が水ぶくれの浸出液に直接触れた場合、あるいは水疱が破れて飛散したウイルスを吸い込んだ場合、その人は帯状疱疹ではなく「水ぼうそう」として初感染を発症します。すべての水疱が乾燥して完全に「かさぶた(痂皮)」になるまでは、未感染の乳幼児や免疫抑制状態にある家族との接触は厳密に遮断しなければなりません。

一方、口唇ヘルペスや性器ヘルペスを引き起こす単純ヘルペスウイルスは、接触感染によってパートナーや家族に容易に移行します。タオルやコップの共用、患部への接触、性交渉などを介して他者の皮膚・粘膜へ直接うつるため、帯状疱疹とは感染対策の方向性が全く異なる点に留意が必要です。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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