諭吉と幸来の奇妙な同居劇!『デキ猫』が今なお心に刺さる深い理由
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講談社の「月刊少年シリウス」および水曜日のシリウス(ニコニコ静画)で連載が始まった山田ヒツジの原作漫画は、瞬く間にSNSを中心に話題を呼んだ。いわゆる日常系コメディに分類されながらも、設定の突飛さと生活感あふれるリアリティのバランスが極めて秀逸だ。
主人公は、仕事は極めて有能だが私生活は壊滅的なずぼらOL・福澤幸来。そして、彼女に拾われた恩を返すべく、自ら二足歩行で家事全般を完璧にこなすまでに巨大化した黒猫・諭吉。この二人の主客転倒した共同生活がコミカルに描かれる。猫が家事をするというファンタジーでありながら、スーパーのタイムセールに奔走し、ゴミの分別に頭を抱える諭吉の姿は、あまりにも泥臭く人間味に溢れている。