冷蔵庫の上に電子レンジ直置きは危険?火事と故障の真相と安全設置法

冷蔵庫の上に電子レンジ直置きは危険?火事と故障の真相と安全設置法とはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

賃貸住宅の退去立ち会いを行う不動産管理会社の担当者や、家電量販店の修理窓口を取材すると、ネットの掲示板やSNSでは語り尽くされない「設置トラブルの現場」が浮き彫りになります。

都内のリペアエンジニアは次のように証言します。「修理依頼で持ち込まれる単身用冷蔵庫の中で、天板の中央が不自然に窪んでいたり、茶色く焦げ跡がついているケースの9割以上が、オーブンレンジの直置きによるものです。庫内を冷やすためにモーターがフル回転を続け、電気代が異常に高くなったという相談を受けて訪問したら、天板の断熱層が熱で潰れていた事例もありました」

SNSや知恵袋等のコミュニティでも、ヒヤリハット体験が数多く報告されています。

「一人暮らしを始めて2年目、グラタンを230℃で20分焼いた直後、パキッという異音とともに冷蔵庫のプラスチック枠が歪んで扉が閉まりにくくなった」(20代・会社員男性)
「冷蔵庫のドアを勢いよく開けたら、上の電子レンジが手前にズレて落ちそうになり、温めていたスープを全身に浴びて火傷しかけた」(30代・公務員女性)

さらに見過ごせないのが、地震発生時における電子レンジの凶器化です。耐熱テーブルの天板は滑りやすいプラスチック素材が多く、震度5弱程度の揺れでも、15kg前後の重量物が頭上から滑落する危険性があります。現場の実態を検証すればするほど、「ただ上に乗せるだけ」の無防備な設置がどれほど危ういバランスの上に成り立っているかが分かります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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