グリスアップとは?異音と故障を防ぐ潤滑メンテのやり方・頻度を徹底解説
グリスアップとは?異音と故障を防ぐ潤滑メンテのやり方・頻度を徹底解説についての最新情報をご紹介します。
グリスアップで最も重要な基本原則は、「新しいグリスを古い汚れの上から塗り重ねない」ことです。正しいグリスアップやり方の手順を身につけることで、トラブルを確実に防ぐことができます。
- 古いグリスの完全除去と洗浄:パーツクリーナーやウエス(布)を用いて、劣化した古いグリス、混入した砂埃、削れた金属粉を完全に拭き取ります。古い汚れが残っていると、研磨剤のようにパーツを削ってしまいます。
- 摺動面の摩耗チェック:パーツの摩耗、傷、偏摩耗がないか目視で確認します。
- 適量の均一塗布:刷毛(ハケ)やヘラ、指先(ゴム手袋着用)を使い、摺動面全体に薄く均一に塗り広げます。「多ければ多いほど良い」というのは完全な誤解です。
- はみ出たグリスの拭き取り:組み付け後に隙間からはみ出した余剰グリスは必ずウエスで拭き取ります。放置すると外から砂埃を吸着する原因になります。
トラックや重機、産業機械のメンテナンスで頻繁に使われるのが、注入口から高圧で油を圧入するニップル注油です。ここで活躍するのが「グリスガン」です。
グリスガン使い方のコツは、まずガン本体にグリスチューブをセットした後の「確実なエア抜き」にあります。空気だまりがあると圧力が逃げてグリスが吐出されません。ニップル先端の泥やゴミを綺麗に拭き取ってからグリスガンのノズルを垂直にしっかりと押し当て、レバーをゆっくりポンピングします。部品の隙間から古い黒ずんだグリスが押し出され、新しく充填された綺麗な色のグリスがわずかに見えた瞬間が注入完了のサインです。