激変する楽園のリアル!セブ島独占取材が暴く治安と物価の現在地
激変する楽園のリアル!セブ島独占取材が暴く治安と物価の現在地を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。
夜の帳が下りる頃、セブ市街地は二つのまったく異なる顔を見せる。ITパークやアヤラセンター周辺は、24時間稼働するBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業の明かりに照らされ、歩道にはガードマンが等間隔で配置されている。深夜でも女性がスマートフォンを片手にミルクティーを買い歩く光景は、もはや日常だ。配車アプリ「Grab」の定着によって、かつて悪名高かったタクシーのぼったくりトラブルは激減し、移動の安全性は格段に向上した。
一方、最古の歴史を持つダウンタウン「コロン通り」へ足を踏み入れると、空気は一変する。屋台の蛍光灯が乱反射し、人波がうねる路地では、依然としてスリや置き引きへの警戒が不可欠だ。「不用意に後ろポケットへスマートフォンを差し込むのは、どうぞ盗んでくださいと言っているようなものだ」と、パトロール中の地元警察官は苦笑混じりに語る。劇的に治安が改善した新市街と、昔ながらの雑踏が残る旧市街。危険度を正しく見極め、夜間の一人歩きを避ける基本ルールさえ守れば、過剰に恐れる必要はない。