サカナクション山口一郎の愛用ギター解剖!名器J-45と機材の真相
サカナクション山口一郎の愛用ギター解剖!名器J-45と機材の真相の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
サカナクションといえば、日本屈指の音響システム「ドルビーアトモス(Dolby Atmos)」やサラウンドスピーカーを大規模アリーナに導入するなど、サウンドクオリティへの執念で知られています。山口一郎自身のギター機材選びにも、この音響思想が徹底して反映されています。
一般的なロックバンドのボーカルギターは「自分が気持ちよく聞こえる音」を優先しがちですが、山口一郎の視点は常に「フロア全体の音場の中で、ボーカルの日本語の母音を邪魔せず、いかにビートを前へ進めるか」というミックス視点にあります。
たとえばアコースティックギターのライン出力においては、ピックアップにFishman(フィッシュマン)やL.R.Baggs(エルアールバックス)のハイエンドシステムを厳選。ピエゾ特有の耳障りな高音域をプロセッサーで徹底的に整え、まるでマイクで生録音したかのような空気感をスタジアムのPAからダイレクトに出力しています。
「歌と言葉を届けるための道具」としてギターを捉えているからこそ、ヴィンテージの生鳴りというアナログの極致と、現代のデジタル補正技術を一切の妥協なく融合させているのです。