蚊に刺されたらセロテープで痒みが止まる?裏ワザの真相と正しい応急処置
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薬を使わずに家にあるもので対処できるという手軽さは、SNS時代の便利なライフハックとして拡散しやすい構造を持っている。特に小さな子どもを持つ親の間で「手軽な応急処置」として瞬く間にシェアされる傾向がある。
しかし、現場の皮膚科専門医たちは一様に強い警鐘を鳴らす。公益社団法人日本皮膚科学会のガイドラインにおいても、虫刺されに対する非医療用テープの貼付は推奨されていない。専門医は「セロテープによる密閉は、汗や皮脂を閉じ込めて雑菌の繁殖を促進し、黄色ブドウ球菌などが感染してとびひ(伝染性膿痂疹)へ悪化するリスクを高める」と指摘する。かゆみを止めるつもりが、より深刻な皮膚トラブルを引き起こす本末転倒な結果になりかねないのだ。