【プロ直伝】なぜパースが崩れる?階段の書き方と一瞬で描ける比率の裏技
【プロ直伝】なぜパースが崩れる?階段の書き方と一瞬で描ける比率の裏技の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
階段のイラストを描く際、初心者が最も陥りやすい失敗が「手前の1段目を描き、その上にブロックを積み上げるように順次2段目、3段目を描き足していく」という手順です。この方法で作図すると、消失点へ向かう収束率の狂いが段数分だけ累積し、最終的に「奥に行くほど段が巨大化する」あるいは「傾斜が急激に反り上がる」というパース崩壊を引き起こします。
作画現場の背景美術スタッフが口を揃えるのは、「階段は段差の集合体ではなく、1枚の板(坂道)として捉えよ」という原則です。階段には、地面と平行な通常の水平消失点だけでなく、階段の傾斜角に応じた「傾斜消失点(上り・下りの消失点)」が存在します。アイレベル(目線の高さ)から垂直に伸びる垂線上に傾斜消失点を設定せず、感覚だけで段差を刻んでしまうことこそが、違和感を生む根本原因です。