唐辛子の育て方完全攻略|実がつかない原因と辛さを極めるプロの技
唐辛子の育て方完全攻略|実がつかない原因と辛さを極めるプロの技に関する話題のニュースを速報でお届けします。最新情報を求める方は必見です。
「せっかく育てた唐辛子が、シシトウのように甘くて辛くない」という落胆の声は、家庭菜園の現場で頻繁に聞かれます。唐辛子の辛味成分であるカプサイシンは、植物が外敵から種子を守るために分泌する防御物質です。つまり、甘やかされて育った唐辛子は辛くなりません。
農研機構や各地の農業試験場が発表している研究データでも実証されている通り、開花結実期に適度な「乾燥ストレス」を与えることで、果実内のカプサイシン生合成酵素が活性化し、辛味成分が飛躍的に蓄積されます。一番果が結実して以降は、土の表面が白く乾き、葉の先端がわずかに下を向いてしおれかけるまで水やりを我慢してください。その限界点を見極めてから、鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与える「乾湿のメリハリ」を徹底することが、舌を刺す本格的な辛さを生み出す秘訣です。
追肥のタイミングについても明確なロードマップが存在します。元肥は極力抑えめに設計し、一番果が膨らみ始めたタイミングから定期的な追肥へと移行します。追肥には、葉ばかりを茂らせるチッソ(N)を抑え、花肥・実肥となるリン酸(P)とカリ(K)の比率が高い肥料(例:N-P-K=6-10-8などの配合)を選択するのがセオリーです。