ジブリの立体建造物展を徹底解剖|図録再販の真相と次回開催の行方
ジブリの立体建造物展を徹底解剖|図録再販の真相と次回開催の行方にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
展示会の終了に伴い、ファンの間で苛烈な争奪戦が繰り広げられているのが、公式カタログである『ジブリの立体建造物展図録』です。この図録は、一般的な展覧会パンフレットの域を遥かに凌駕する専門書レベルの構成となっており、藤森照信氏による詳細な建築解説、宮崎駿監督のコメントやイメージスケッチ、精密な図面、立体模型の特写スチールが400ページ超にわたって網羅されています。
2014年の初版発行後、巡回に合わせて改訂が加えられ、最終巡回地となったあべのハルカス美術館(2017〜2018年)のタイミングで『増補改訂版』がリリースされました。しかし、展覧会の全日程終了とともに全国巡回スケジュールが完了すると、図録も店頭から姿を消し、実質的な絶版状態に突入しました。
気になる図録再販情報ですが、2026年現在、スタジオジブリ公式オンラインショップ「どんぐり共和国そらのうえ店」や一般書店での定常的な重版・再販は行われていません。過去に三鷹の森ジブリ美術館のミュージアムショップ「マンマユート」やジブリの美術展物販コーナーで突発的に在庫が放出された事例はあるものの、印刷費や資材高騰の影響もあり、大規模な重版プロジェクトの公式アナウンスは確認されていません。
その結果、メルカリやヤフオクなどの二次流通市場では、定価(増補改訂版で税込約2,400円程度)に対して2倍から3倍以上のプレミア価格で取引される状態が定着しています。また、展覧会会場限定で販売されていたピンズ、ポストカードセット、測量野帳風ノートなどの限定グッズ通販についても、公式での事後通販は行われておらず、ネットオークション等での入手が中心です。一部フリマサイトでは海外製のリプリント品や非公式の海賊版グッズが出回っているケースも報告されているため、購入時には出品者の評価や現物写真の確認など十分な注意が必要です。