芸能人のインプラント失敗はなぜ?衝撃の後悔理由とやり直しの真相

芸能人のインプラント失敗はなぜ?衝撃の後悔理由とやり直しの真相とはどんな影響があるのか? 背景や要点を整理してお届けします。

セラミック矯正のトラブルと混同されがちですが、本来のインプラント手術においても高度な外科手技を伴うがゆえの重大な医療事故・失敗リスクが存在します。日本歯科医学会や各大学病院の口腔インプラント科に寄せられる相談事例から、代表的な3大トラブルを解説します。

1. 最大の敵「インプラント周囲炎」による脱落

インプラントは人工物であるため虫歯にはなりませんが、歯垢(プラーク)に含まれる細菌感染によって歯周病と酷似した「インプラント周囲炎」を発症します。 天然歯には歯根膜というクッション組織があり、細菌に対する免疫防御機構や痛みを感知するセンサーが働きますが、インプラントには歯根膜がありません。そのため、自覚症状がほとんどないまま炎症が急速に骨へと進行し、気づいたときには支えとなる顎の骨が広範囲に溶け、インプラントがグラグラと揺れて脱落に至るケースがあります。 厚生労働省の委託調査資料等によると、インプラント埋入後数年以上経過した患者の約20〜30%にインプラント周囲粘膜炎または周囲炎の兆候が確認されています。

2. 外科手術に伴う「下歯槽神経麻痺」の後遺症

下顎の奥歯にインプラントを埋め込む際、CTによる立体的な骨計測を怠ったり術者の技術が不足していたりすると、顎の骨の中を通る「下歯槽管(神経と血管の束)」をドリルやインプラント体で直接損傷する医療過誤が発生します。 神経が損傷を受けると、下唇から顎の先にかけて知覚鈍麻(感覚が麻痺する)、痺れ、冷感・灼熱感といった深刻な神経後遺症が残るリスクがあり、早期のステロイド投与や星状神経節ブロックなどの専門治療が必要となります。

3. 失敗したインプラントの撤去と過酷な再手術

骨結合(オッセオインテグレーション)が得られなかったり、重度の周囲炎に侵されたインプラントは、専用の器具を用いて骨から削り取り「撤去手術」を行わなければなりません。 撤去した部位は骨が大きく欠損しているため、人工骨や自家骨を移植する「骨造成(GBR法やりん骨移植)」を行い、半年から1年以上の治癒期間を待ってからでなければ再手術ができません。肉体的・金銭的・精神的な負担は初回手術の数倍に膨れ上がります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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