ラブラドールレトリバー寿命の真実!毛色の謎と長寿を叶える決定打
今注目を集めている ラブラドールレトリバー寿命の真実!毛色の謎と長寿を叶える決定打について、多角的な視点をご紹介しています。
取材現場において、長年ラブラドールを看取ってきた飼い主たちが口を揃えるのは、「7歳を過ぎた途端、目に見えない病魔が一気に牙を剥く」という生々しい実感です。日本獣医師会やペット保険大手の集計データが示す通り、ラブラドールレトリバーのかかりやすい病気と死因のトップに君臨するのは、全体の4割近くを占める悪性腫瘍(がん)です。
特に大型犬の悪性腫瘍とがんの症状としては、脾臓や心臓に発生する血管肉腫、リンパ節が腫れ上がる悪性リンパ腫、そして皮膚や皮下にできる肥満細胞腫が挙げられます。血管肉腫は初期症状がほとんどなく、体内で破裂して急性貧血や虚脱を起こすまで発見が極めて困難な「サイレントキラー」として知られています。「昨日まで元気にドッグランを走っていたのに、翌朝突然倒れて緊急手術になった」という手記が後を絶たないのは、この疾患の冷酷さを如実に物語っています。
もう一つの重大な脅威が、遺伝的素因と成長期の過剰負荷が絡み合って発症するラブラドールレトリバーの股関節形成不全です。大型の体躯を支える骨盤の寛骨臼と大腿骨頭の噛み合わせが緩み、激しい関節炎と痛みを引き起こします。後肢をふらつかせたり、立ち上がるのを嫌がったりするサインを見逃すと、運動不足による筋肉量の低下と肥満を招き、それが心臓疾患や内臓疾患の悪化へ連鎖するという最悪のスパイラルに陥ります。