あいみょん『愛を伝えたいだとか』男性目線の真相とMv秘話を徹底考察

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本作の魅力を語る上で外せないのが、従来のシンガーソングライター像を打ち破ったファンク・R&Bアプローチです。メジャーデビュー曲『生きていたんだよな』の弾き語り主体のフォークロック路線から一転、2ndシングルで打ち出されたブラックミュージックの要素は、当時の音楽関係者を大いに驚かせました。

編曲を担当したのは、田中ユウスケ、近藤隆史、立崎優介の実力派クリエイター陣です。うねるようなベースラインとタイトな16ビートのドラム、そして小気味よく刻まれるエレキギターのカッティングが、曲全体に心地よい推進力を与えています。歌謡曲的な親しみやすいメロディを、洗練されたアーバンなアンサンブルに乗せる手腕は極めて秀逸です。

ギター愛好家の間でも、本作のコード進行は定番の研究対象となっています。ジャズやソウル、そして近年のシティポップでも多用される、いわゆる「Just The Two of Us進行(丸サ進行)」のエッセンスを取り入れた、浮遊感と哀愁が同居するコードワークが基盤となっています。メジャーセブンスコード特有のお洒落でアンニュイな響きが、主人公の煮え切らない気だるさと完璧に同期している点が見逃せません。

さらに、1stフルアルバム『青春のエキサイトメント』への収録を経て、本作は気鋭のトラックメイカー・tofubeatsによるオフィシャルリミックス『愛を伝えたいだとか (tofubeats Remix)』としてアナログ12インチ盤や配信でも展開されました。ダンスミュージック界隈にもリーチしたことで、本作のグルーヴはクラブシーンやDJカルチャーにも自然と浸透していったのです。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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