フリーテル雷神の評判と現在|不具合の真相と破綻劇の教訓
今注目を集めている フリーテル雷神の評判と現在|不具合の真相と破綻劇の教訓について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。
フリーテル雷神を巡る騒動は、単なる一端末の不具合にとどまりませんでした。それは製造元であるプラスワン・マーケティングの経営体質と急成長の限界を象徴する出来事だったと言えます。
当時、同社は「Made by JAPAN」を前面に掲げ、著名タレントを起用した大規模なテレビCMを大量出稿。「業界最速」「シェアNo.1」といった強気なキャッチコピーで急速に顧客基盤を拡大していました。しかし、2017年4月、消費者庁より景品表示法に基づく措置命令を受けることになります。通信速度や販売シェアの実態が広告表示と乖離していたことが公的に認定され、ブランドイメージは失墜しました。
過剰なプロモーション費用と過大な在庫リスク、端末の歩留まり・サポート対応コストの増大、さらに通信事業(MVNO)の黒字化難航が重なり、同社の資金繰りは急速に悪化。2017年11月にはMVNO事業を楽天へ売却したものの持ちこたえられず、同年12月に東京地裁へ民事再生法の適用を申請(負債総額約26億円)するに至りました。