川崎登戸カリタス事件の真相|犯人の動機と被害の経緯・学校の現在
川崎登戸カリタス事件の真相|犯人の動機と被害の経緯・学校の現在にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
事件が発生したのは、朝の通学ラッシュ時間帯である2019年5月28日午前7時45分頃でした。現場は小田急線・JR南武線の登戸駅から約200メートル西に位置する、閑静な住宅街の一角にあるカリタス小学校専用のスクールバス発着所でした。
当時、バス停には登校のために集まった児童たちや、誘導にあたっていた保護者、教職員が整列していました。そこへ両手に刃渡り約30センチメートルの柳刃包丁を握りしめた男が背後から猛スピードで接近し、無言のまま児童や保護者を次々と切りつけたのです。
犯行時間はわずか数十秒から1分足らずという極めて短時間の出来事でした。現場は児童たちの悲鳴と混乱に包まれ、男はバス停の列を約数十メートルにわたって駆け抜けながら凶行を重ねました。
この無差別襲撃による被害状況は極めて深刻でした。激しい切り傷を負った小学6年生の女児(当時11歳)と、我が子を見送りに来ていた外務省職員でミャンマー語専門官の小山智史さん(当時39歳)の尊い命が奪われました。さらに、周囲にいた児童16名と保護者1名の計17名が重軽傷を負う大惨事となったのです。
スクールバスの運転手が「何をしているんだ!」と大声で制止に入った直後、男は自らの首を刃物で深く切り裂き、その場で昏睡状態に陥りました。男は搬送先の病院で死亡が確認され、凄惨な事件現場には血痕とともに子どもたちのランドセルや帽子が残される痛ましい状況となりました。