ブリーチなしモカグレージュで本当に垢抜ける?色落ちの真相と失敗しない秘訣

ブリーチなしモカグレージュで本当に垢抜ける?色落ちの真相と失敗しない秘訣とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

モカグレージュをオーダーする際、最も仕上がりを左右するのが「染める前のベースの明るさ」です。カラー履歴のない純粋な黒髪(4〜5トーンのバージンヘア)から染める場合と、すでに明るいベースがある場合では、発色のアプローチが根本から異なります。

バージン毛である黒髪から染める方法としては、主に2つの選択肢が存在します。1つは1回のカラーで出せる最大限のリフト力(明るくする力)を持った薬剤で染める「ワンメイク手法」、もう1つは過酸化水素とアルカリの力のみで11〜12トーンまでベースを明るくしてから色味を入れる「ブリーチなしダブルカラー(ライトナー使用)」です。1回の施術では、地毛の黒さを打ち消すために薬剤のパワーの多くがメラニン分解に割かれるため、初染めの場合はほんのり光に透ける「モカグレージュ ブリーチなし 暗め」の質感に仕上がります。

一方、すでにベースが8〜10トーン程度に褪色している髪であれば、染料を贅沢に重ねることで、1回染めでもクリアで洗練された「モカグレージュ ブリーチなし 明るめ」の絶妙なニュアンスを余すところなく再現できます。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価暗め設定(6〜7トーン)地毛よりわずかに明るい程度。室内では黒髪見え、太陽光下で透明感。就業規則が厳しい企業や公務員、就職活動時の許容範囲(上限7トーン)。色持ちが最も良く、艶感を最優先したい場合に推奨。退色も極めて緩やか。中間設定(モカグレージュ 8トーン 9トーン)赤み消しと透明感のバランスが最も美しく現れるゴールデンゾーン。一般的な一般企業のオフィスカジュアル許容範囲(8〜9トーン前後)。ブリーチなしで「最も垢抜けて見える」推奨レベル。くすみと艶がベストマッチ。明るめ設定(10〜11トーン)柔らかなベージュ感が強く前に出る。光を浴びた時のシアー感が顕著。規定が緩やかな職場やアパレル関係、大学生などの標準的な人気トーン。元々のベースが明るいか、ブリーチなしダブルカラーが必須。退色はやや早め。施術コストと所要時間1回染め:7,000〜11,000円(約90分)/ダブルカラー:14,000〜20,000円(約150分)。都内主要エリア(表参道・銀座等)のプレミアムサロン平均相場。髪質履歴(縮毛矯正や黒染め有無)により事前の薬剤選定が成否を分ける。
山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest