逆流性食道炎は何科を受診すべき?内科との違いや受診目安を徹底解説
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看板に「内科」と掲げているクリニックと、「消化器内科」や「胃腸科」を標榜しているクリニックでは、一体何が違うのか。その最大の差は、医師の専門知識(専門医資格の有無)と、上部消化管内視鏡(胃カメラ)設備の有無にあります。
一般内科は、風邪から高血圧・糖尿病などの慢性疾患まで幅広く診察する「総合窓口」です。そのため、胸焼けを訴えて受診した場合、問診のみで胃炎や軽度の逆流性食道炎と仮定し、一般的な胃薬を処方して経過観察となるケースが珍しくありません。これで症状が治まる軽症例もありますが、食道の粘膜が実際にどれほどただれているのか、出血や潰瘍がないかまでは視覚的に確認できません。
一方、消化器内科や胃腸科には、日本消化器病学会や日本消化器内視鏡学会の認定専門医・指導医が在籍している割合が高く、食道粘膜の微細な変化を正確に診断できます。特に重要なのが「非びらん性胃食道逆流症(NERD)」と「びらん性食道炎(狭義の逆流性食道炎)」の鑑別です。粘膜に目に見える炎症がないにもかかわらず激しい胸焼けを感じるNERDの場合、通常の胃炎薬では改善しにくく、専門的な薬剤選択や生活指導が必要となります。