子宮脱とは?股の違和感やピンポン玉のような感覚の原因と最新治療法
子宮脱とは?股の違和感やピンポン玉のような感覚の原因と最新治療法に関する主要な事実を徹底的にまとめました。専門的な情報をチェックしましょう。
Q1:お風呂で触れたピンポン玉のようなものは自然に引っ込みますか?
A1:横になって休息を取ると一時的に重力から解放され、自然に体内に戻ることがあります。しかし、それは一時的に位置が変わっただけであり、緩んで伸びてしまった骨盤底の靭帯や筋肉が自然治癒したわけではありません。放置すれば加齢とともに下垂の度合いは進行するため、戻るからと放置せず早めに婦人科やウロギネ外来を受診してください。
Q2:出産が主な原因と聞きましたが、帝王切開なら子宮脱になりませんか?
A2:帝王切開であっても発症の可能性はゼロではありません。経膣分娩に比べれば分娩時の直接的な産道損傷リスクは低いものの、約10カ月間にわたって重い胎児と羊水を骨盤底で支え続けたこと自体が筋肉に強い負荷をかけています。さらに閉経に伴う女性ホルモンの低下や慢性的な便秘、加齢が加われば、帝王切開経験者であっても発症するケースは十分にあります。
Q3:手術の費用は保険適用されますか?入院期間はどれくらいですか?
A3:すべて公的医療保険の適用対象となります。標準的な術式である腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)の場合、一般的な3割負担や高額療養費制度を利用することで、最終的な自己負担額はおよそ6万〜15万円程度(個室代や食事代などの保険外費用を除く)に収まるケースが主流です。入院期間は術式や病院の方針によって異なりますが、低侵襲な腹腔鏡手術であれば4泊5日から1週間程度が標準的です。
Q4:ペッサリー治療はずっと入れっぱなしで生活できるのですか?
A4:何カ月も全く抜かずに放置することはできません。長期間連続して挿入したままにすると、膣粘膜が圧迫されて血流が悪くなり、ただれ(びらん)や潰瘍、感染症を引き起こす危険があります。通常は数カ月に一度の医療機関での定期的な抜去・洗浄・粘膜チェックを受けるか、毎日あるいは数日おきに自分で着脱して洗浄する自己着脱法を正しく実践する必要があります。